あいゆう会だより

「あいゆう会だより」創刊にあたって

会長 井 上   正

会長井上正氏顔写真 平素は何かとお世話になっており有難うございます。
 さて、パンテツクユニオンのOB会である当『あいゆう会』が、「同じ釜の飯を食った」仲間が定年退職後も普段着のままで気軽に参加できる親睦と交流を目的として結成されたのは平成11年の6月のことでした。
 結成当初は約120名であった会員数も現在では220名になり今後とも増える事が見込まれる状況にあります。
 このような中で、『あいゆう会』の活動が今日まで順調に推移できたのは、ひとえにパンテツクユニオンの役員ならびに会員のみなさんの理解あるご協力の賜物と存じ、この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。
 とりわけ関谷委員長には、当会の立ち上げについて、ひとかたならぬご尽力を頂きました。改めて感謝いたします。
 私ども『あいゆう会』の活動はまだ3年を経過したばかりですが、本紙にも掲載の通り非常に充実した内容で進めて来ています。そして、何よりも私たちが期待したいのは多くの行事に参加してくれる青年部を中心とした若い後輩との交流を通じての「ふれあい」の広がりです。会社人間と云われた私たちの世代に、少しでも共感する処があれば参考にしてもらえれば有り難いと思います。
 なお、今回『あいゆう会だより』をユニオン事務局の強いご助力も得て発行することにしましたが、内容の維持向上にはみなさん一人ひとりの積極的な協力が必要です。
 今後とも、当会の諸活動の充実に向け幹事会役員は微力を尽くす所存ですが、一定の限界はどうしてもあります。
 会員各位におかれても、なお一層のご支援をお願いいたします。

あいゆう会結成メンバー
平成11年6月結成総会が開催され、あいゆう会がスタートしました。

3年間の活動を振り返って

あいゆう会結成総会
 開催日:平成11年6月5日
 参加者数:44名

第1回定期総会
 開催日:平成12年1月29日
 参加者数:54名

第1回バスツアー(淡路・花博)
 開催日:平成12年4月18日
 参加者数:66名

シルバーカレッジ(夏期公開講座)
「わがプロ野球人生」 元プロ野球選手 村田兆治氏
 開催日:平成12年7月20日
 参加者数:47名

播磨製作所見学会
 開催日:平成12年11月25日
 参加者数:33名

第2回定期総会
 開催日:平成13年1月27日
参加者数:42名

第2回バスツアー(こうのとりの郷公園、日本・モンゴル博物館、シルク温泉)
 開催日:平成13年6月9日
 参加者数:63名

秋のセミナー
「県政報告会」兵庫県議会議員 宮本博美氏
「里山林を活用した県民参画型の自然活用型野外CSR事業について」
  講師:兵庫県産業労働部参事 朝田正人氏
 開催日:平成13年11月24日
 参加者数:25名

第3回定期総会
 開催日:平成14年1月26日
 参加者数:49名

第3回バスツアー(やしろの森公園、播州山崎花菖蒲園、家原遺跡、まほろば温泉)
 開催日:平成14年6月15日
 参加者数:75名



 あいゆう会で思い出の1ページを
副会長 笠原 昌雄

副会長笠原昌雄氏顔写真 会員のみなさん、お元気ですか。紙面をお借りして、今、私が思っていることに「ペン」を走らせます。
 退職後、機会あるごとに井上会長に社友会と一味も二味も違った、気楽に話し合える場を作ってはと持ちかけていました。実現した時には電話口で「ご立派、ご立派」とはずんだ声で話したのが、昨日のことのように思い出されます。
 あいゆう会の発足に当たって関谷委員長をはじめユニオン執行部のご苦労、気苦労は計り知れず、我々が今日あるのはこうしたご尽力のおかげと云っても過言ではないと思います。
 読んで字の如く、友を愛する会です。来年の総会には欠席することなく元気な姿を確認しあい、旧交を温めましょう。
 昨年の総会では、私自身10年振りの再会というシーンもありました。2時間という時間が短く感じられ、みなさんにとって貴重な2時間となること請け合います。思い出の「1ページ」を創りましょう。
 みなさんに会える日を楽しみに「ペン」を置きます。

あいゆう会結成総会風景1
結成総会で役員も選出されました。
あいゆう会結成総会風景2
44名の参加で開催された結成総会

 「あいゆう会」の仲間でこれからも
 和気あいあいとした活動を
副会長 近澤 長年

副会長近澤長年氏顔写真 会員の皆様お変わりございませんか。あいゆう会会報第1号を発行するのにあたり、一感の思い記載させていただきます。
 6年前ごろ、関谷委員長よりパンテツクユニオンのOB会を発足してはとの声が掛かり、これまでの諸問題をユニオン執行部の尽力により調整し、先輩諸氏の名簿作成には当時の書記長であった荻野氏に一方ならぬお骨折りをしていただきました。
 その後、前書記長の大野氏に引き継がれ、世話役が何回も会合を重ねてようやく3年前に発足総会をハーバーランドにある神戸市産業振興センターて開催するに至りましたが、世話役でありました松川元書記長が志半ばで亡くなられたことは、誠に残念でなりません。
 この時点では、まだ参加者も少なかったが、淡路花博への春のバス旅行には多くの仲間が集まり、だんだんと参加者も増え、2回、3回と回を重ねる毎に「あいゆう会」の存在も会員の皆に浸透して来たのではないかと思われます。
 行事に参加された方々の感想は、なかなか良い印象の声が多く聞け、次回を楽しみにされています。
 旧友との顔合わせ、色々の現役時代の思い出。そして近況報告と話が尽きない良い機会であったと口々に云われていた。
 出来れば次回は、淡路方面の施設見学にでもという声も出るなど、だんだん賛同者も増え世話役としてもやりがいがある。
 しかし、このような会が運営できるのも何はさておいて、母体であるパンテツクユニオンの委員長はじめ執行部並びに全組合員のご理解があってこそであります。
 この紙面をお借りしてパンテツクユニオンの皆様方に心より感謝申し上げると共に、今後もご指導、ご支援のほどをよろしくお願いする次第です。
 尚、パンテツクユニオンも、組合員が減少し、あいゆう会への財政的な支援も厳しくなっていると推察されます。次回の総会では、あいゆう会としての財政の在り方について検討する必要もあるかと思いますが、あいゆう会会員の皆様方におかれましても現状を良く把握された上で、ご理解下さいますようにお願い致します。
 また皆様に提案があるのですが、同じ趣味を持つ方、また色々とやってみようと思われる方々が集まって和気あいあいと楽しい活動を広げてはどうでしょうか。園芸、ガーデニング、写真、絵画、ゴルフ、ハイキング等々、あいゆう会の仲間と趣味を活かし人生の余暇を楽しんではどうでしょうか。色々な趣味をお持ちの方々がおられると思いますのでご一考下さい。ご賛同者がおられましたらパンテツクユニオンあいゆう会事務局までご連絡下さい。

バスツアー集合写真
初めてのバスツアーは晴天のもと淡路花博へ(平成12年4月)
合唱部
旧交を深め仲良く合唱(第1回定期総会)
モンゴル博物館にて
但東町にあるモンゴル博物館を見学(平成13年6月)


 新社屋から眺めた一幅の絵
幹事 勝間 弘隆

幹事勝間弘隆氏顔写真 平成13年11月24日、あいゆう会「秋のセミナー」に併せて神鋼パンテツク本社新社屋見学会が催された。
 兵庫県産業労働部の朝田参事と宮本県議会議員の講演のあと、屋上に設置された太陽光による発電装置の見学及び説明を聞いた。
 効果、効力等は、こばるとNo.241号で紹介されたとおりです。
 こばるとに、掲載されていなかったことをお知らせします。
 8階の窓ガラス越しの風景には、息を飲みますよ。六甲、摩耶の山並み、絨毯を敷き詰めたような山麓に林立する色とりどりの高層マンションの数々、眼下を走るJR、阪急電車はまさしくミニチュアそのもの。一幅の絵を眺めに是非お越し下さい。

こうのとりの郷にて
こうのとりの郷(豊岡市)で説明をきく
新社屋前集合写真
新本社の見学会も行なった「秋のセミナー」
(平成13年11月)

菖蒲園にて
第3回バスツアーの途中に立ち寄った菖蒲園で
あいゆう会会員数推移
あいゆう会 会員数推移


あいゆう会会員の皆様へ

 「あいゆう会だより」の創刊に対して心からお慶びを申し上げますとともに、貴重な紙面を頂戴し後輩を代表してご挨拶をさせて頂きます。
 早いものでこの「あいゆう会」も発足してまもなく4年目に入ろうとしています。井上会長をはじめ役員の皆様のご尽力により充実した活動が行われていることを心からうれしく思っています。さて振り返りますと、この会の発足に向けた取り組みは6年前の96年まで遡ることになります。当時、書記長であった荻野英治氏がそれまでに退職された先輩方の名簿や社友会への加入状況などを詳しく調べた上で、「労働組合としてのOB会」の必要性をまとめる作業から始まりました。以降、実現に向けた検討を行い、98年1月に井上 正氏、松川正孝氏、近澤長年氏を中心に発足準備委員会を開催するに至り、その後、勝間弘隆氏を加えた四氏によって準備が行われ99年6月5日、念願の「あいゆう会結成総会」が開催されました。
 この総会で副会長に就任された松川氏は、すでに体調を崩され療養中であったにもかかわらず当日出席されたのですが、その凛としたお姿は、今でも私の瞼に焼き付いて消えることはありません。その僅か5ヶ月後に松川氏はご逝去されましたが、奇しくも松川氏のご命日である本日、あいゆう会の会報が創刊されたことに偶然ではない縁を感じる次第です。松川氏のご冥福を改めてお祈りするとともに、氏が私たち後輩に残した労働組合としての人のふれあいの大切さを肝に銘じ、今後もあいゆう会の発展に対して微力ながら応援させて頂きたいと思っております。あいゆう会会員の皆様の益々のご健勝を祈念しご挨拶とさせて頂きます。
パンテツクユニオン
執行委員長 関谷 久之