神鋼環境ソリューション労働組合OB会
「あいゆう会」の第5回総会開催!

 2月8日(日)午前10時より、神戸市産業振興センターにおいて、神鋼環境ソリューション労働組合OB会「あいゆう会」第5回総会が開催されました。
 この「あいゆう会」は、1999年に発足されたもので、同じ職場で働いた仲間が普段着で参加できるOB会として活動をスタートしました。結成当時は120名であった会員も、現在では245名となり、バス旅行、研修会など活発な活動が行われています。
 辻邦夫幹事の司会で総会は始まり、井上正会長の挨拶に続き、ユニオンを代表して関谷執行委員長より祝辞が述べられました。井上会長は、「会員みなさんのご理解を頂きながら、本日5回目の総会を開催することが出来ました。人生80年時代といわれる中で、第三の人生をさらに輝かせるために、この一年も『有意義に生きる、オシャレに生きる』をモットーに親睦を深める行事を行っていきたい。また、健康管理に留意し、これからの人生を謳歌しよう。」と挨拶されました。関谷委員長からは「事業統合により新会社が設立されたものの、私たち後輩の今日があるのは、先輩の皆様方のお陰であり、このことを忘れずに現役世代が力を合わせて頑張っていきたい。あいゆう会の発展と会員の皆様の健康と長寿を心から祈念します。」と挨拶されました。
 引き続き議事に入り、笠原昌雄副会長による事業報告、三原新市会計による会計報告、金本英治会計監査による監査報告が行われ、2004年度活動方針などが満場一致の拍手で確認され、総会は終了しました。 
 総会に引き続き、技術開発本部プロセス技術開発部の和田耕一部長より、統合新会社が取り組む事業内容について、「神鋼パンテツク(株)から(株)神鋼環境ソリューションへ」と題した講演が行われました。参加者の大半は化工機(現、プロセス機器事業部)の黄金時代に活躍された方々が多い中、新会社が取り組む水処理、下水処理、廃棄物処理、環境修復・リサイクル事業内容について興味深く聴かれていました。参加者からは、「時代の流れを感じるが、世の中のニーズにマッチしており、ますます発展できるよう頑張って欲しい」とありました。
 引き続き、開催された懇親会は播磨青年部の代表6名を交え、和やかな雰囲気のもと、OBと現役の交流が行われました。トランペットを持参された鈴木正義さん、アルトサックスの辻さんによるミニコンサートも開かれ、最後には参加者全員で合唱し、アットホームな雰囲気のもと、楽しいひとときを過ごしました。


今年からお世話になります
照井 定美

 私は、昨年9月末に神鋼パンテツク(株)として最後の定年退職を迎えるとともに、神鋼環境ソリューション労働組合OB会「あいゆう会」の1年生となった新人でございます。今後ともよろしくお願いします。さて、私が本総会に出席しようと思い立ったのは、勤続30年の中で、諸先輩の方のご指導を受け、無事、定年退職を向かえることが出来た報告と、御礼を申し上げるとともにみなさんの近況話をお聞きしたく参加しました。
 「あいゆう会」1年生という立場でたいへん失礼な話ですが、私は目の前にあるグラスのことが気にかかり議事進行のことは上の空だったように思います。とはいえ、お世話になった先輩の元気にされている様子を拝見し、昔話に花を咲かせるとともに、在職時に一緒に仕事した岡田圭司くんとも久しぶりに話をすることが出来、彼の成長ぶりを感じることが出来ました。お世話になった先輩や後輩の元気な姿を拝見でき、とても楽しく、嬉しい一時を過ごすことが出来ました。
 これからもバスツアーやセミナーなど積極的に参加したい思います。今後ともよろしくお願いいたします。


在職時、一緒に仕事をした岡田くんとツーショット

今後の発展が楽しみです
森  征三

 第5回「あいゆう会」総会が盛会に終了されたことをお慶び申し上げます。諸先輩、同僚、青年部のみなさんの元気なお顔を拝見することをたいへん楽しみにしておりました。みなさんの元気な姿を拝見し今年もガンバロウと決意しました。
 焼成職場でお世話になった和田部長より、新会社の取り組むメニューの紹介があり、グラスライニングで一世代を築いた企業が、環境ビジネスへとシフトして行く様子がよくわかり、大変頼もしく思えました。あいゆう会もバス旅行やセミナーなど今後も会員のみなさんが気軽に参加できる企画を期待します。これからも(株)神鋼環境ソリューションの発展を陰ながら応援させていただきます。
 私も定年退職から早くも3年を経過しましたが、昨年3月より友人夫妻と4名で四国八十八カ所巡拝の旅に挑戦し、ようやく今年の2月に達成することが出来ました。自画自賛ではありますがたいへん満足しております。みなさんも一度挑戦してみてはいかがでしょうか。これから先も、目標を持って「健康で長生き」をモットーに努めていきたいと思っております。


同僚(山口勲さん:右から二人目)と
かわいい後輩に囲まれて


あいゆう会で「元気」をもらってます
福田  実

 総会に参加して、たいへん懐かしい方々にお会いし、楽しい時間を過ごすことが出来ました。OBとなった今でも、このような素晴らしい会に参加させて頂きたいへん感謝しております。これもひとえに「あいゆう会」幹事の方々を初め、ユニオン事務局の甚大なるご苦労があればこそと感じております。
 懇親会の中でみなさんのお話しを聞いてみますと、元気に趣味やボランティア活動などに時間を費やされたり、まだまだ仕事に携わっておられる方々もおられ、これからの私自身の生き方にとても参考となりました。「あいゆう会」のイベントに参加するたびみなさんから元気をもらって帰るような気がしております。
 また、青年部の方々のご活躍にも感心しております。私の若いころにこのような元気で自信あふれる行動がとれていたのかと考えると羨ましい次第です。これからも毎回の行事を楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。次回バスツアーでの再会、楽しみにしています。

みなさんの元気な姿に奮起させられます
(左から、笠原さん、吉村さん、福田さん、吉満さん)

人とのふれあいが楽しみです
大江 靖生

 早いものであいゆう会の設立5年目を迎え、今年も参加させていただき楽しい一日を過ごすことが出来ました。労働組合も多忙な折、私たちのために支援いただき感謝しています。
 人生の半分近く、顔を付き合わせた仲間との再会と交流は、当時の苦楽が一瞬よみがえるような気がします。先輩、同僚、現役の方々と近況を語り合えるひと時だったと感じました。あいゆう会では化工機関係に携わった人が多く、中でも播磨工場のステンレス部門の同僚とは、昼夜を問わず製缶・溶接作業を行った苦労話や播磨製作所内での製作が廃止された残念な思いなどを語り合いました。
 一方、事業統合により今後の各部門の事業領域の説明を聞き、環境事業の強化に踏み出される決意を感じました。21世紀は環境の世紀といわれている昨今、同業のライバル会社も環境事業を推し進めてくると思われます。このような厳しい状況の中で労働組合と共に新たな一歩を踏み出し目標に向かって努力され、さらなる発展を期待します。私たちの時代と異なって組合も若返る中、組合員の幸せとより良い社会のため一層の頑張りを願っています。OBとして具体的な応援は出来ないが目標を見すえ力強く踏み出されんことを信じて見守って行きたいと思っています 。
 いろんな方とお話しをする中で、多くの方が仕事、アルバイト、ボランティア等で活躍されていると聞きました。私は今、近くの知的障害者更正施設に月に10日程勤めています。健康管理は自分で出来ますが、精神面では人との交わりと会話が必要だと思っています。社会福祉に関しては知らないことばかりで勉強になることが多く、また老若男女いろいろな人との会話はたいへん楽しいものです。ともあれ残りの人生、自然体で意志と希望を持ち続けたいものです。


苦楽をともにした同僚と(左から掛川さん、大江さん、長瀬さん)




 現在、私は自宅で痴呆(?)防止のためにサキソホーンを週5時間程度、天才ジャズマン・チャーリーパーカーの教本などを用いて練習しています。サキソホーンとの出会いは、数十年前の若かりし頃になりますが、御影公会堂で行われた「NHKオールスターズ&ペギー葉山ショー」で当時トロンボーン奏者として花形プレーヤーとして知られていた河辺公一氏のソロを聞いたときです。その衝撃は今でも鮮明に覚えていますが、翌日から、七つ星音楽教室という所へ数ヶ月間通い続けるほどのものでした。その後は、独学ではありますがクラリネット、テナーサックスそしてアルトサックスなど熱心に勉強してきました。
 その頃は、自分で言うのも何ですが、日々の上達がわかるほど熱心に取り組んでいました。そんなある時、自慢話のような失敗談ですが、とあるナイトクラブで「森 進一ショー」のテナーサックスを担当することになりました。曲名は「女のためいき」で、リハーサルでは問題なくこなせましたが、いざ本番になると観客からの歓声で音出しのサインが全く聞き取れずに呆然としている私を見て森進一さんが睨みつけたという苦い思い出があります。
 あいゆう会の懇親会では、トランペッターの鈴木先輩とご一緒に共演させていただきました。鈴木先輩とは昔、神鋼スイングバンドや街頭でよく共演したもので、若き頃にフィードバックしたような楽しひとときを過ごすことが出来ました。今は、自治会の催しや詩吟大会後の余興などにも出演し、元気にすごしています。何かイベントの折はご用命下さい。


サキソホーンで熱演される辻さん(左側が鈴木さん)




今年も全国大会出場目指しガンバリます!
バレーボール部 キャプテン 福井 篤史

 あいゆう会のみなさん、こんにちは。先日の総会では、六甲おろし(あいゆう会バージョン)を合唱させていただき、楽しい時を過ごすことが出来ました。今後ともよろしくお願いします。
 さて、我々バレーボール部男子チームは、播磨製作所を拠点として、選手12名、スタッフ5名で活動しています。「仕事とバレーボールの両立」をモットーに昼休みや休日を利用して日々練習に励んでいます。神鋼フアウドラー時代のような華々しい活躍とまではいきませんが、ここ数年で着実に力を付け、兵庫県下では名の知れた有力チームとなっています。昨年は30数年ぶりに「全日本実業団9人制バレーボール選手権」に出場することが出来ました。残念ながら1回戦で敗退しましたが、次に繋がる大変良い経験ができました。
 今年も5月16日に同大会の県予選会が住友電工伊丹製作所体育館で開催されます。部員一同、日頃の練習の成果を発揮すべく精一杯頑張りますので、お近くの方は会場に足を運んでいただき、ボクたちの勇姿を見て下さい。次の機会に良いご報告が出来るように、仕事にもバレーボールにも精一杯取組んでいきますので一層のご声援をよろしくお願いします。


全国大会1勝を目指します(前列右から2番目が福井キャプテン)



国体出場目指し頑張っています
野球部 キャプテン 山本 泰良

 野球部キャプテンの山本です。昨年まで岩本正嗣さんが主将として12年間務められてきた大役を仰せつかりましたが、心機一転、頑張りますのでご声援よろしくお願いします。
 さて、我が野球部は今シーズンも既に開幕しており、3月7日(日)には、今年9月に埼玉県で開催される「彩の国・まごころ国体」の加古川予選決勝が行われ、4−1で神鋼加古川を下し、中播大会出場権をつかみ取りました。試合序盤で相手のミスにつけ込み、橋本純司くんと私のタイムリーで3点を先取し、エース渡邊賢一くんの好投で神鋼加古川の追撃を1点で抑えました。
 国体出場までの道のりを少し紹介しますと、加古川、高砂、加西、但馬の代表が競う「中播大会」と兵庫県の代表を争う「県大会」となっています。兵庫県は全国的にレベルが高く、国体出場は大変厳しい道のりとなっていますが、「集中力とチームワーク」で一戦一戦、確実に勝ち進んでいきたいと思います。
 これから夏場にかけて、各種大会が開催されます。部員一人ひとりの今年にかける意気込みが高く、例年にない充実したシーズンを迎えており、昨年を上回る成績を残すことができそうな予感がしています。今後とも神鋼環境ソリューション野球部の活躍にご期待下さい。また、ご声援も宜しくお願い致します。


加古川予選優勝旗をもって(左端山本キャプテン)


神鋼パンテツクから神鋼環境ソリューションへ
技術開発本部プロセス技術開発部
和田 耕一 部長


新会社の事業メニューを説明する和田部長
 本日は、大先輩を前に恐縮ですが、新会社の事業内容について説明させていただきます。
 新会社では、プロセス機器事業部と従来の水・排水処理に、新たに都市ゴミ廃棄物処理を加え、更に汚泥・メタン発酵と難分解性物質処理の4つのメニューを展開しています。今世紀は環境の時代と言われる中、当社では正に「環境」を事業の中核とし、PCB処理事業や排水・下水処理で発生する汚泥を減容化し、さらに発酵させてメタンガスを回収・有効利用などの技術展開を行っています。今後ともOBのみなさんが培った技術をベースに新しい分野を開拓していきますのでご支援をよろしくお願いします。