★ファミリーイベント神戸2011を開催しました!

 5月28日(土)、本社・研究所・大阪・播磨ブロックの方を対象に、須磨水族園(神戸市)でファミリーイベント神戸を開催しました。
 3年ぶりの開催となった今回は、新たな試みとして須磨海岸にて、地引き網とBBQを企画しましたが、当日はあいにくの雨となったため、須磨水族園のバックヤードツアーとイルカライブショーの見学へと変更になりました。その様な中でご家族を含め約100名の方に参加していただきました。
 バックヤードツアーでは普段は見られない水族園の裏側を見学することができ、水槽の裏側や、魚たちに与えるための生きたエサを育てているところ、また、冷凍したたくさんのエサを飼育係の人たちが切り分けているところなども見学することができ、子どもたちは目を丸くして興味深そうに見ていました。
 イルカライブショーではイルカたちの楽しい演技があり、特に前方の列に座っている子どもたちは、イルカがジャンプした後の水しぶきで全身がずぶ濡れになりながら大歓声をあげて満面の笑みを浮かべていました。
 今回は環境ワーキンググループのメンバーが主体となって企画運営をし、雨天でスケジュールが急遽変更になりましたが、臨機応変な対応でスムーズにイベントが進行されました。
 参加者からは、「バックヤードは本当に水族園の裏の裏といった場所が見学できて、貴重な体験ができた。」「イルカライブはレベルが高くて、遠くの水族館に行かなくても地元で十分楽しめた。」といった感想が聞かれました。
以上
(文責:三枝大輔)


▲ 参加されたみなさんの集合写真(大水槽前にて)


▲バックヤードで水槽の上からエサを
あげる場所を見学している様子

▲魚たちのエサを切り分けている
ところを見学している様子

▲環境ワーキンググループのメンバー
左から、藤澤さん、品川さん、
田中さん、有村さん


 晴れれば地引き網の体験が出来るということで楽しみにしていたのですが、当日はあいにくのお天気でした。
 でも、1歳になったばかりの息子の目には、水族園で初めて見る大きな水槽や、たくさんの魚がとても新鮮に映った様子でした。目の前を通り過ぎる魚をじっと目で追ったり、真剣な顔でイルカのショーを見たり、普段あまり見ない息子の表情を見ることができ、私たち親にとっても楽しい時間となりました。
 また、飼育の様子や餌作りの様子など、なかなか見られない裏側のお仕事まで見学することができ、とても充実した内容でした。結果的に、雨でも十分に楽しめたように思います。
 いただいた金券で買ったハコフグのボールは息子のお気に入りのオモチャです♪
播磨ブロック 会員氏名  山口 諭志
氏名  山口 真弓













本社・研究所・
大阪ブロック
会員氏名 真鍋 義行
氏名 真鍋 颯良










★東日本大震災復興支援チャリティバザー
  を開催しました!


社外バザーのメンバー
 7月10日(日)に社外バザー、7月11日(月)に本社、7月14日(木)に技術研究所、7月15日(金)に播磨製作所にて社内バザーを開催しました。
 社外バザーはイトーヨーカドー明石店で行われ、9時出店の準備中から商品を求めるお客さんが訪れ、あっという間に半数近くが売れてしまいました。その後も盛況な売れ行きで、正午まで出店してほとんどの商品を販売することができました。
 社内バザーでは文庫本が中心の内容でしたが、購入された方の中には「お釣りは寄付します」と言っていただいた方や何も買わずにカンパ金のみを寄付された方も居られました。
 バザーの準備には青年部のメンバーが中心となって行い、その他にも有志の組合員の方にお手伝いをしていただきました。
 売上総額の52,280円は、7月29日(金)に東日本大震災の義援金として神戸新聞厚生事業団に寄付させていただきました。
 今回は神鋼鋼線工業の組合員のみなさんにも物資を提供していただきました。
 みなさん、ありがとうございました。
以上
(文責:福田智宏)

<売上金>
  社外:15,900円、本社:5,050円、
  研究所:5,650円、播磨:11,000円、
  その他:14,680円

神戸新聞(2011年8月2日) 朝刊


神戸新聞厚生事業団からのお礼状

チャリティーバザー売上金
を寄贈しました!


★神鋼連合「東北地方太平洋沖地震支援カンパ」
  の取り扱いが決定しました!

 3月末から4月にかけて実施された神鋼連合「東北地方太平洋沖地震支援カンパ」において、神鋼連合全体で総額39,175,086円のカンパ金が集まりました。詳細は下記の表の通りです。



★東日本大震災連合救援ボランティアに参加しました!


参加した川端(写真左)と 坂本さん(写真右)
 7月3日(日)〜9日(土)、東日本大震災による津波等で壊滅的な被害を受けた岩手県釜石市での災害ボランティア活動に、連合と基幹労連からの派遣要請により、当ユニオンから坂本さん(本社・研究所・大阪ブロック)と川端が参加しました。また、神鋼連合加盟組合からは当ユニオン以外に神鋼鋼線工業労働組合の2名が参加し、基幹労連全体として総勢25名によるボランティア活動を行ってきました。
 作業内容は主に被災された住居からの瓦礫、家財、土砂等の撤去と震災用瓦礫捨場への搬送および屋内洗浄と清掃です。宿泊先である東和町のベースキャンプ(3月末で廃校となった小学校を利用)から釜石市まで毎日バスで1時間半かけて移動し、活動に当たりました。
 最初に釜石市街の風景を見たときの感想は、建物の1階はほとんどが全滅、ガソリンスタンドも柱と屋根が押し倒されており、津波の威力を目の当たりにし、言葉が出ませんでした。
 1日目に活動した鉄骨3階建の飲食店では、津波の跡が2階天井付近まであり、外部ALCは剥がれ、無惨な姿になっていました。ここでの作業内容は、一部残った家財を屋外に出し、高圧洗浄器で壁や床の汚れを浮かし、デッキブラシで擦り、再度水で洗い流し、雑巾で拭き取ると言った具合です。作業の始めは要領がわからないのと各メンバー各々の遠慮が重なり、なかなか作業効率が上がらなかったのですが、徐々に方向性が見え出すとそれぞれがやるべきことを考え、リーダーの指示の下、効率的に作業を進めることができました。25名が集まると1日あれば大体の作業は終了し、一人ひとりが協力してそれが結集された力というものの凄さを感じました。
 どこの現場でも、作業終了後は必ず被災された家主さんから「有難うございました。」と心からお礼を言っていただけました。1日目の飲食店のお母さん(ママさん)からは「有難うございました。次に皆さんが来られたときには店を開けているので、是非寄って下さいね!」と言っていただけました。お礼を言われるためにこの活動に参加したわけではありませんが、「有難う」と言われる度に、やりがいを強く感じ、来て良かったと思うことが出来ました。
 復興支援は現地でボランティア活動をするだけでなく、カンパや被災地の物産品を購入する等、遠く離れていても出来ることはまだまだたくさんあります。みなさんが、少しでもその様に感じていただけたらうれしく思います。16年前、私たちは日本全国からの支援により、阪神淡路大震災による壊滅的な被害から復興を成し遂げました。今度は私たちが東北を支援する番です。私たちが出来ることを一生懸命にやりましょう!!
以上
(文責:川端 健)


被災した住居からの瓦礫等の撤去作業状況(4日目)

作業終了後の屋内