ビジョンづくり委員会とは


 ビジョンづくり委員会とは、2002年10月に開催した定期総会において、急速に世代交代が進む中にあって、5年後、10年後を視野に入れたユニオンとしての新しい活動の展開を図る必要性があることを踏まえ、若い世代の声をユニオンの活動へより反映させていくための専門委員会として、20代の常議員、代議員の中の18名によって設置されたものです。

これまでの開催経過

第1回ビジョンづくり委員会   2003年1月18日(土)開催

テーマ 「一人立つ精神で…めざせ一流 脱・三流」

 お好み焼きチェーン店の創業者である中井政嗣氏の著書「無印人間でも社長になれた」を教材として、一人の人間がまず決意をして行動に移すことの重要性についてディスカッションしました。

【内容】
 学歴偏重のゆがんだ社会に生きるのはしんどいが、目標を定めて頑張れば、だれでも望みが叶えられるよい世の中である。非行少年を含む青年たちに働く喜びを教え、欠けていることを不足に思うまえに補う努力をさせ、人を育てる意義を理解させ、学業成績より感性が活きる実社会のなまの姿を示し、次々に問題を解決していく著者の姿は感動的である。欠けている人間同士だから補いあって成長しつづける、このすばらしい集団“学歴不問”の人材づくりは、今の社会に欠落した大切な何物かを教えてくれる。

【著者紹介】中井 政嗣(なかい まさつぐ)
 昭和20年奈良県に生まれる。昭和36年當麻町立白鳳中学校卒業。卒業と同時に乾物屋に丁稚奉公。昭和48年大阪ミナミ千日前にお好み焼き専門店「千房」を開店。大阪の味を、独自の感性で国内はもちろん海外にも広めている。
 その間、昭和61年、40歳にして大阪府立桃谷高等学校を卒業。
 現在、社会問題化している青少年の教育に対し、体験をふまえた独自の持論が、社会教育課として注目を集め、全国各地の教育委員会・PTA・経営者団体・企業での講演は多くの人びとに感動を呼び起こしている。道頓堀商店会会長。


第1回ビジョンづくり委員会・教材
『無印人間でも社長になれた』

中井政嗣氏揮毫
「人間って欠けているから伸びるんや」



第2回ビジョンづくり委員会    2003年4月19日(土)開催

テーマ 「変化を恐れず立ち向かう強い組織集団に何が必要か」

教 材
 「アサヒビール・ガリバーに勝った最前線の男たち」(山田泰造著)
ゲスト
 アサヒビール株式会社 川村公人氏
   (博多工場エンジニアリング部長)

 スーパードライの爆発的ヒットにより、低迷から見事に脱出しシェアナンバーワンを勝ち取ったアサヒビールを題材として、組織としての目標設定やベクトル合わせの必要性についてディスカッションしました。




第3回ビジョンづくり委員会    2003年5月31日(土)開催

テーマ 「みんなで考えよう『理念とビジョン』」

ゲスト
 株式会社マンダム 桃田雅好氏
   (常務取締役)

 男性化粧品メーカーの株式会社マンダムにおける「夢と志で拓く全員参画経営」についての講演を聴き、理念とビジョンについて考えました。




第4回ビジョンづくり委員会    2003年6月21日(土)開催

テーマ 「どんな会社だったら良いのか、そのためにユニオンは」

教 材
 マンガ「なぜ会社は変われないのか・立志編」
   (原作・柴田昌治、作画・古谷三敏)
ゲスト
 兵庫県議会議員 宮本博美氏
   (神鋼労組組織内議員)

 創造性開発とアイデア生産のための手法であるKJ法を用いて、「どんな会社だったら良いのか、そのためにユニオンは」について全員でディスカッションを行いました。

ビジョンづくり委員会のメンバーです

金谷  優 戸嶋 大輔 糠信輝領謹 川端  健

高原  晋 坂口 有平 多田 篤志 大野  進

大川 敦彦 棚橋  誠 仲村 智博 刀根 章博

南  俊充 福田 智宏 兵主 充正 北岡 俊男

   
石田 健司 門野 高滋