【内容】
学歴偏重のゆがんだ社会に生きるのはしんどいが、目標を定めて頑張れば、だれでも望みが叶えられるよい世の中である。非行少年を含む青年たちに働く喜びを教え、欠けていることを不足に思うまえに補う努力をさせ、人を育てる意義を理解させ、学業成績より感性が活きる実社会のなまの姿を示し、次々に問題を解決していく著者の姿は感動的である。欠けている人間同士だから補いあって成長しつづける、このすばらしい集団“学歴不問”の人材づくりは、今の社会に欠落した大切な何物かを教えてくれる。
【著者紹介】中井 政嗣(なかい まさつぐ)
昭和20年奈良県に生まれる。昭和36年當麻町立白鳳中学校卒業。卒業と同時に乾物屋に丁稚奉公。昭和48年大阪ミナミ千日前にお好み焼き専門店「千房」を開店。大阪の味を、独自の感性で国内はもちろん海外にも広めている。
その間、昭和61年、40歳にして大阪府立桃谷高等学校を卒業。
現在、社会問題化している青少年の教育に対し、体験をふまえた独自の持論が、社会教育課として注目を集め、全国各地の教育委員会・PTA・経営者団体・企業での講演は多くの人びとに感動を呼び起こしている。道頓堀商店会会長。
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第1回ビジョンづくり委員会・教材
『無印人間でも社長になれた』 |

中井政嗣氏揮毫
「人間って欠けているから伸びるんや」 |
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