参加者のアンケート


「創業のビジネス『グラスライニング』の歴史を学ぼう」と題して、1954年(昭和29年)に設立された神鋼フアウドラーの前身である「神戸製鋼所琺瑯部」の生い立ちを振り返り、神戸製鋼所発足の1905年(明治38年)から今に至るまでの100年の歴史をひもときながら、当社創業のビジネスである「グラスライニング」のルーツについて報告がありましたが、自分たちが造っている製品の歴史を振り返ってどのように思いましたか。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があったと思いますが、その意味の片鱗を理解できたような気がします。琺瑯という体系的なことから、神戸製鋼所琺瑯部からの歴史を学ぶことができ、大変有意義なセミナーであった。ここで聞いたことを自分の言葉で説明できるように改めて、再確認したい。
グラスライニングは歴史が古いということは知っていましたが、改めてその歴史を振り返ることにより理解が深まり、グラスライニングについて誇りを持てるような思いがしました。
化工機第一号に比べて今は何十倍も大きい反応機を作っている。これから、一体どこまで大きな反応機を作っていけるのだろうかと思った。
多くの製品への問題を改善し、技術力を高め、品質などの問題をいかに解決していったかが、わかりました。
創業から100年もの様々な歴史があった事にとても驚きました。
今まで知らなかった琺瑯の歴史を学ぶ事が出来てよかった。
今まで自分たちが造っている製品の歴史を振り返るということをしたことがなかったのですごく楽しみにしていました。あらためて今までの先輩方の努力と創意工夫で今日の会社があるのだと思い、自分も視野を広げ数多くの事を吸収していきたいと強く思いました。
僕たちが仕事で扱っている「グラスライニング」の歴史について考える事が今まであまり無かった。だからこそ、このようなセミナーは大変貴重な体験だと思った。昭和30年代の酒タンクの出荷の様子や化工機第1号の反応機の写真など、普段、仕事をしているだけでは、目にしない写真を見ることが出来て、会社の歴史が少し分かり、もっと知ってみたいとも思った。


「GLASSLINING as No.1」技術、実績ともにNo.1を誇る当社グラスライニング製品の総合カタログ

神戸製鋼所やグラスライニングの歴史がこれだけ長く、深いという事に驚いた。これまでたくさんの方がグラスライニングの研究をかさね成功や失敗をくり返しながら、今の技術があるんだと思った。これからもグラスライニングの技術が進歩していくのに自分がかかわっていきたいと思った。
自分達が、現在行っている「グラスライニング」と全然異なる事を昔はやっていたことを知り、大変勉強になりました。
入社してきた時に聞いた様な気がするが、14年目にして聞くと「なるほど」と思う事も多い。しかし、話を聞くほど説明の中での用語がいまいちピンとこない。実際に物も見たかったし、焼成でどの様に使われているのかも見たい。今回の話を聞いて自分が今やっている仕事が歴史となって、30年40年後、今回の様に後輩達に語られる様にしたいと強く思った。
今回の話を聴いて改めて思った事は、自分自身が働いている会社がどれほど歴史があり、そして、長い時間をかけて技術が受け継がれてきたかということです。そして、この技術を絶やすことなく、今度は自分達が後輩にしっかり教えていかなければと思いました。
入社当時の事が思い出され懐かしく思いました。今更ながら儲かっていたのだな…と思うと共に、事業が環境に移行している今を考えると時代なのかと複雑な気持ちで聞かせて頂きました。
神鋼フアウドラー時代に入社(’84)し、神鋼パンテツク、神鋼環境ソリューションと名前も変わり早20年がたちました。入社した頃おじさん達に昔のグラスライニングについて少しは聞いたことがありましたが、ここまで詳しく聞いたのは初めてでした。特に入社以前の話には非常に興味深く聞かせてもらいました。ブラックキャット(今では宅急便でおなじみです)が、うちの会社の登録商標となっていたことには驚きました。あと、入社した時代からの話については非常に懐かしい感じがし、新入社員の頃を思い出し感動しました。なかなか自分の会社のルーツを紐解くなんてことは自分からはしないものですし、聞いて良かったと感じています。
以前、神戸製鋼所から分離独立して神鋼フアウドラーが誕生したことについては、先輩方より話を聞いたことがありましたが、何故グラスライニング製品が誕生したのかは全く知りませんでした。ほうろう製品に始まり、醸造メーカー及び薬品業界からの需要を受け、耐酸/耐食性グラスの開発や米フアウドラーと技術提携した事など、歴史を知ることが出来、勉強になりました。


幾度となくこういった話は今までよく聞いていましたので、あまり斬新さは無かったのですが、再び当社の歴史にふれ、思い出した事も多々ありました。また、自分が入社した頃と今の考え方の違い、世の中の流れということに関して言えば30年経てば世の中の考え方はこんなに変わるのか、と思いました。
仲村君がPFのことを言っていましたが、ピグメントフリーというのは、ピグメント(添加物)フリー(無い)と言う事で、焼成にいた時に知っていたかどうか聞きたかったです。ガラスの番号も意味があり今の施釉者もこんな事から興味を持って仕事をしているのかどうか? 又、働くといった話題になりますが、何にでも興味を持ち、又知らないこと、解らないことは聞くと言うことが働く楽しみにつながるのではないでしょうか。
ホーロー製コーヒーポットなどの小さなホーロー製品から今のグラスライニング缶体になるまでの100年の歴史、先輩達の技術、努力を学び、これからの会社、自分のために生かしていきたい。
私の知らない琺瑯の技術があり、そこからグラスライニングとなった事や神戸製鋼の歴史を知り、これから入ってくる新入社員には、これら、私の知った事を教えていきたいと思いました。
そんなに古い歴史があるとは思ってなかったので、今、自分たちがやっている仕事に誇りを持ち、そのまま語り継がれるよう努力していきたいと思う。
神鋼の前身が砂糖の会社からのスタートだと言う事にビックリしました。写真で、大型ビールタンクがズラーッと並んでいるものや、タンク、部品がたくさんぶら下がってるのを見て、昔はものすごい仕事量があり、何人ぐらいの人で、あの量をこなしていたのかと思った。
100年という歴史があるのに正直驚いた。会社に入るまで全く知らなかった。グラスライニングというものがこんなに歴史があって今まで築き上げられてきたことを聞き、これからもっと新技術の開発、そして自分の技術の向上を目指していきたいと思いました。



濱田氏の講演「琺瑯の歴史について」を聴き、率直に感じたことをお聞かせください。
「琺瑯」の語源から発祥の所以、日本へ伝来した背景に加え、講師が「フリット」に取り組む『思い』に感銘を受けた。自分自身も当社製品に対し、恥じぬような仕事をしていきたいと思った。
美術品としての始まりから工業製品に至るまでの過程について興味を持って聴かせていただきました。琺瑯とひと言で言っても用途等色々あり、奥が深いと感じました。
多くの会社が中国に工場を作り出してると思った。
時代の移り変わりに対応し、琺瑯製品が進化していく歴史がわかりました。
紀元前から歴史があり、製品も身近なものから意外なものまである事がわかった。
もともとグラスライニングといった手法は、琺瑯から生まれたものだということが解りました。
濱田氏のTOMATECでは、各琺瑯の手法の中でフリットという溶解したガラスを急冷し、細かなフレーク状に破砕し、耐久性を向上させる役割をもつもので、ホーロー用フリットなど多様な面で使用され、その用途は広がる一方だと聞きました。
少し自社のグラスライニングとはかけ離れた話だと思いましたが、良く解りました。
琺瑯の字源をたどると、7種類の宝物という意味があり、僕たちが仕事で扱っている「グラスライニング」も宝であると言って下さり「グラスライニング」に対しての考えが少し変わった。これからは、グラスライニングをただの「ガラス」と思わず貴重品のように扱っていきたいと思った。
正直、自分には少しむずかしい話で理解しにくい所もあったが、琺瑯とグラスライニングの違いなど、いろいろ勉強になった事もたくさんあった。
聞く話がほとんど知らないことばかりだったので、少しでも琺瑯について学べたので良かったと思いました。この講演を聞いて、今やっている「グラスライニング」の仕事に活かせたらと思います。
琺瑯の歴史が、これほどまでに深いとは話を聞くまで思いもしなかった。説明の中で、グラスライニングメーカーが色々出てくる所は聞きごたえもあった。自分の身近な物でホーローに加工されている物がこれほどあるとは思わなかった。
グラスライニングと琺瑯の違い等は再確認出来たものの、琺瑯よりもグラスライニングの歴史についても、もう少し詳しく聞きたかったように思う。
非常に分かりやすい説明だったとは思いますが、グラスライニングの機器は製造したことはあるものの、実際にグラスライニングに携わったことがないので、専門的なところは少し難しかった気がしています。自分の勉強不足かもしれませんが……。
普段、琺瑯製品について考えたことはなかったが、我々の生活で琺瑯の製品及び需要の多さに気づきました。琺瑯方法について静電など各種紹介がありましたが、弊社において施釉方法など改善参考になるものがあればと考えます。
今までは琺瑯と言う言葉は何度も聞いた事があったけど、グラスライニングとの違いなど何もわからなかったし、あまり興味もありませんでした。しかし、今回の講演を聴いて、琺瑯とグラスライニングの違いをすごくわかりやすく説明してくれて聴いていておもしろかったし、勉強になりました。
結構、琺瑯の歴史は古いと実感しました。
琺瑯の長い歴史を知り、生かしていくことで、自分の会社に誇り、プライドも持って製品を作っていると思った。
濱田氏の講演は聞きやすかった。もっと琺瑯の事も知りたいし、施釉も見てみたいと思いました。
琺瑯とグラスライニング、全く一緒のものではないけど、琺瑯というものがよくわかった。家庭用品などさまざまな物に使われていて海外へも輸出されている琺瑯の技術がすごいと思いました。